ごあいさつ

 「こんなままじゃ、いやや」と思ったのがそもそもの始まりでした。何が嫌かと言うと、自分の考えと違う方向に世の中が進んでいるように思い、何か、自分で動き出さなくちゃならない気がしたのです。しかし自分の考えが本当に正しいのかどうかも分からない。なぜなら「私の正しい」は、「私の世界観のなかで生まれるものでしか無い」から。

 

 人それぞれ幸せの定義が違うなか、それでも「幸せ」に向かって生きるには、自分の都合優先思考ではならないはず。都合の悪いことに耳を塞いでいては知る事はできないし、同じ意見の仲間同士で頷き合うだけの集会ももう散々やってきました。これからやるべきは、分かり合えないと思ってきた人たちとも一緒になって、どうやって「幸せ」という共通の願いに向かって歩むか考えをすり合わせる事。それを小さな集まりから始めてみたいと思いました。そこには文化芸術創作活動を中心に据えたい。なぜなら芸術や文化活動、また作品などから「未来への願い」や秘めたる無限の可能性を感じるから。思いを作品に託す多くのアーティストたちと協力し合い、幸せへの願いを交感し合うイベントが出来るのではないかと思い至りました。


 私は観たい、聴きたい、知りたい、あなたの描く未来を。そして考えたい。私たちの子どもや孫たちに、どんな社会を残すのかを。

 

 賛同してくれる仲間がこんなにも多く在る事に心から感謝しています。そしてこれからこの場を通じて出会える「私とは違う意見をくれるあなた」にも大いに期待をし、誰もが「ええに」と思えるええ「輪」が毎年継続するイベントとして広がる未来に期待し、今、とてもワクワクしています。

 

「ええわでええに」実行委員長 西村 博美